Tag Archives: 白内障

白内障手術説明会で話していること

診療時間内の外来では、気ぜわしくて質問しにくい・今更聞けない・・・なんてことはありませんか?

そこで、いつもの診療場所とは別の場所で、完全予約制で、ご予約くださった2~3組の方限定で、

(『で』が多い)

月に1度、完全予約制で白内障手術説明会を開催しております。

そもそも白内障とは何ですか?から始まって、白内障手術で何するのですか?

白内障手術の後どうなりますか?白内障手術の際に心がけることはありますか?

白内障術後はいつごろから運動や仕事に行けますか?

などなど、その方の生活に合わせたプライベートな質問にもお受けできますので、

ご参加の皆様に好評を頂いておりまして、実は、過去の開催の全てが満員御礼でした。

説明会がどのように進行していくかというと、

1:動画により、白内障と白内障手術に関する一般的な説明をします。

2:お一人、お一人に資料を提示しながら、その方の疑問や質問にお答えします。

必要に応じて、使用する資料を変更しながら対応します。

その方の【白内障って何?不安!知りたい!どうしたらいいの?】という思いを真摯に受け止めます。

手術前から手術後の生活において、最も重要なカギとなるのは、

眼鏡という道具を生活にどのように組み込んでいくのか・・・という点です。

ご本人様やご家族様としっかりと向き合いながら説明させて頂きます。

当院では多焦点眼内レンズ(選定療養)も取り扱っております。

多焦点眼内レンズの分野は、各社が競って開発を進めているため、

その進歩が非常に早く、実は、沢山の多焦点眼内レンズがあります。

新しい流れに乗るのは大切ですが、何も解らぬままに流されてしまってはいけません。

それぞれのレンズの特性や、各個人のライフスタイルをしっかりと考慮して、

多焦点眼内レンズのメリット・デメリットなどを説明させて頂きます。

3:ご希望に応じて、受診して頂く事が可能です。

「私の眼の白内障はどの程度ですか?手術した方が良いですか?」

これは、実際にDr.に診て頂かないと分かりませんので、

その日のうちに診療をお受け頂いて、その方の白内障の程度を確認する事が可能です。

保険証を必ずご持参ください。

再来院の必要が無く、2度手間にならずに済みます。

 

・・・という内容の説明会なので、一度にご参加いただける人数が2~3組なのは、

何も勿体ぶっているわけではなく、当院の対応可能なスタッフ数の兼ね合いとなっています。

大内眼科では、白内障専用のインターネットサイトもございます。

ご理解を深めて頂くために、実際の写真も多数使って説明させて頂いております。

是非、ご覧ください。

大内眼科白内障専門ホームページ TOP (hakunaisho-ouchi.com)

定員の人数が小さいので、予約が埋まってしまいがちですが、

毎月開催しておりますので、遠慮なくご相談ください。

 

ORT385

※白内障手術が他人事ではなくなってきた証拠に、眼内レンズの勉強をすればするほど、

「自分ならどれを入れてもらおうかな…(-ω-)」と考えています。

やっぱり、アレが良いかなぁ…。

白内障相談会へのご参加、ありがとうございます

京都では祇園祭が盛大に行われ、大阪では天神祭りで花火が上がり、

いよいよ本格的な夏がやってまいります。

熱中症は、毎日非常に危険な水準で、体調管理にくれぐれもお気を付けください。

 

3月から始めた、完全予約制による白内障相談会への沢山の皆様のご参加、

心より御礼申し上げます。

思っていた以上に、ご好評頂き、スタッフ一同驚くと同時に、

少しでも患者様の不安や疑問を取り除ける場所になっているとしたら、大変うれしく思います。

8月の開催は、

8月23日 水曜日 午前10時より開催いたします。

完全予約制で、場所や内容が個人情報になることから、

あまり多くの定員を設定することができません。

ご興味のおありの方は、お早めにご予約いただきますよう、お願い致します。

ご予約はお電話か、来院時にスタッフまでお声がけください。

 

サプリメントのご紹介

この夏の猛暑☀を乗り切り、体調を整えるためにも食生活を整えることが大切です。

しかし、暑くて食欲がなくなってしまう方、暑くて食欲が増幅してしまう方、

いろいろなパターンがあると思います。

乱れ気味の食生活には、健康食品”サプリメント”を取り入れると良いのですが、

どれを選んだらいいのか・・・どうしましょう🤔。

眼科でも沢山のサプリメントの取り扱いがあるのですが、基本的に症状に合わせたサプリメントをご紹介する事が多いと思います。

そのうち、いくつかは眼科でしか購入できないサプリメントがありますので、チョットご紹介させて頂きます。

例えば緑内障の方は、眼圧をコントロールする点眼薬を使用する事が大前提となります。

プラス食生活からも眼の健康維持にアプローチしたいという場合は、

サンテ®グラジェノックス がお勧めです。

眼に良い食品の代表格と言えば、ルテインやビタミンなのですが、

必要量を食生活で摂取しようとすると、

スゴイ量の野菜をあれもこれもと取らないといけないので、なかなか難しいと思います。

そして、食欲も減退する猛暑の夏です。

加齢性黄斑変性症など、網膜の状態を食生活で整えるなら、

サンテ®ルタックス20V がお勧めです。

老眼や白内障など、眼のアンチエイジング対策には、

サンテ®ウェルビジョンがお勧めです。

これ、個人的にも摂取していたことがあるのですが、

確かに、初期の老眼が楽になっていた気がします。勿論個人の感想です。

サプリメントというのは、食品です。

これらの成分を1日の食事で摂取出来たらサプリメントなど必要ありません。

それは難しいので、サプリメントで目の健康に良い栄養成分を効果的に摂取しましょうという事です。

ただし、サプリメントには合う合わないがありますし、適正量があります。

足し算でどんどん増やしていくのが効果的とは限りません。

個人で足し算と引き算をするのは意外と難しいものです。

サプリメントのご相談は、是非、担当医へどうぞ。

予告:サプリメントご紹介第2弾!   もあるといいな・・・。

ort385

※服装の乱れは心の乱れ、食生活の乱れは体重増加で心が乱れ。

サプリメントコーナー変身中

花粉の攻撃をもろに受けつつ、更に黄砂の攻撃まで全身に浴び、

耳鼻科さんや、眼科さんの処方薬に助けて頂く日々を過ごしております。

もうすぐそれらの季節が終わると信じて、います。

だから早く終わってーと祈って、います。

お薬ではないのですが、花粉症の症状を和らげると言われて、乳酸菌を取るようにしていました。

乳酸菌には、免疫が過剰に反応を起こした際に抑制する力を持っている・・・ということから、

花粉症の症状を和らげてくれる効果も期待できるという事ですが・・・。

「ブログ読んだけど、花粉症に乳酸菌は効いた?」とお尋ねにならないでください。

 

 

『美味しかったです』としか・・・。

 

 

費用対効果は、全く気になりませんでした、

・・・美味しかったので。

 

花粉の季節関係なく摂取することに抵抗はありません、

・・・美味しかったので。

 

 

こういった、お薬以外の体に良いものの代表格といえば

【サプリメント】だと思うのですが、皆さん、取られていますか?

当院でも、

【ウェルビジョン】【グラジェノックス】をはじめとした目の健康を保つ為にお勧めできる

数種類のサプリメントを取り扱っています。

実は、これらはどれを飲んでも一緒という訳ではなくて、

必要な作用・欲しい作用に合わせて、どのサプリメントを摂取するかを

医師と相談して決める方が良いそうです。

サプリメントを代表とする健康食品は、病気を治すものではなく、

健康が気になる人が健康の維持や増進のために使用するもの

・・・という位置づけです。

利用するにあたっては、注意するべき点もあると言う事で、

必ず医師に相談し、科学的に証明された近代西洋医学と組み合わせる事が重要であり、

これらを組み合わせた医療を「統合医療」と言うそうです。

サプリメントって、どれでも好きなものを適当に選んで摂取したらいいと思っていたら、

間違いのようです。

統合医療と言うのは、「近代西洋医学を基本に補完代替療法などを組み合わせて生活の質を向上させる医療」と位置付けられていて、

あくまでも「医師主導で行う」だそうです。

以前、サプリメントに関するブログを書いたことがあります。

December | 2020 | 大内眼科スタッフブログ (ouchi-ganka.com)

バランスの良い食事だけでは補いきれない成分をサプリメントで摂取することで、

健康の維持が期待できるのは、間違いないのですが、

当時は、≪必ず医師に相談する≫という意識が薄かったような気がしますので、

本日改めて、「サプリメントの摂取については、担当医にご相談ください。

あと、昔から飲んでいるサプリメントにも要注意の場合があります。

サプリメント研究の世界も日進月歩で、適切な摂取量が変更になったりします。

サプリメントの成分に対するアレルギーや、

処方された内服薬との飲み合わせのいい成分、悪い成分もあります。

サプリメントは、どんどん増やして足し算していくのではなく、

時に引き算で、体に必要なものを考えて頂く必要もあります。

お薬ではありませんので治療に必要なものではありませんが、

サプリメントを正しく利用することによって、

今の健康の維持と、未来の健康寿命を伸ばしていけたら素晴らしいのではないでしょうか。

(厚生労働省統合医療HP参照)

ORT385

※お酒は、サプリメントではありません。
何より効果抜群って方もいらっしゃると思いますが・・・( ´ ▽ ` )ノ。

 

白内障相談会を実施します

2023年、大内眼科はいろいろなチャレンジを実施することになっています。

その一つが、

『白内障説明会』の開催です。

参加条件:ありません。当院への通院経験の有無は問いません。

白内障の有る無しも問いません。他院通院中でも大丈夫です。

白内障について知りたい方ならどなたでもご参加いただけます。

参加料金:無料

ご希望の方はのみ、相談会の後に保険診療(有料)にて

白内障の検査・医師の診療をお受け頂けます。

開催場所:大内眼科 2F受付にて受付

3F手術待合にて説明会開催

説明会 :①看護師・視能訓練士・眼科コメディカルによる全体説明会

②個別質問会

例)白内障の症状についての説明や手術に関するお話

手術後の生活についてのお話・他科受診中の場合の連携についてのお話

眼内レンズの種類や特性のお話

ご家族が白内障手術を受けるけど・・・?

などなど 皆様の疑問質問にお答えします。

 

通常の診療にて白内障手術前に行っている、個別のIC(インフォームドコンセント・患者様への手術説明)とは別に行います。

尚、完全予約制にて開催します。

3月31日金曜日 10時から開催いたします。

ご参加ご希望の方は、来院の際、またはお電話にてご予約下さい。

ご参加お待ちしております。

 

ORT385

※自分にとっては、白内障が遠い未来の話だと思っていたら、すぐそばにいてびっくりしている。

月日が経つのは早いな・・・。(同じことを老眼鏡にも思っていた気がする)

 

 

サプリメントいろいろ

個人的な話で恐縮ですが、年末はサプリメントの摂取が増えるのが通常でした。

【肝臓系】や【胃系・消化吸収系】のサプリメントが特に。

今年は、covid19の感染拡大防止のため、年末の集まりがおおかた自粛傾向にあり、

これらのサプリメントを必要とする事がありませんでした(そこまでして飲み食いせんとき・・・というお叱りは後ほど)。

このサプリメント、栄養補助食品ですから、たくさん摂取しても問題ない・・・と思われがちです。

しかし、いくらサプリメント(栄養補助食品)とは言えども、過剰摂取が体に良くない場合があることもわかっています。

例えば、眼に良いとされるサプリメントの代表【ルテイン】ですが、それだけに、数多くのサプリメントに配合されていて、飲み合わせによっては過剰摂取になりがちなものでもあります。

ここから先は、一般的な話です。目に何らかの疾患がある場合とは少々状況が異なりますので、その場合は担当医にご相談ください。

一般的に、ルテインは網膜の黄斑部や水晶体に存在する物質です。

これが減少することによって、年齢的な目の変化が引き起こされる、いわゆる老化現象が起こりやすくなるのではないかと考えられています。

ルテインには抗酸化作用があり、それが老化を引き起こす活性酸素を抑える役割があるとされているのです。

ここまでなら、水晶体も網膜も大事だから、ルテイン取らなきゃと思われるかもしれませんが、

理想的な摂取量というのもはっきりしています。

一日6㎎以上が望ましく、一日10㎎の継続摂取で網膜黄斑部の黄斑色素量を増加させると言われています。

ほうれん草約1.3束=ブロッコリー4.2株=ルテイン20㎎と同等と言われています。

一人でほうれん草を2日で三束弱を毎日食べる続ける・・・5日目には泣きます(注:ほうれん草は大好きです。ポパイも大好きです)。

でもサプリメントなら、毎日摂取することができそうです。

ところが、いろいろな種類のサプリメントを日常的に摂取している場合、

結構内容がかぶっていることがあるようです。

ココが要注意ではないでしょうか。

例えば、もともと飲んでいたブルーベリー系サプリに、友達が進めてくれた老眼対策のサプリを追加して飲んでいないか。

緑黄色野菜系の青い飲み汁と一緒に飲んでいないか。

眼に良いとされるサプリメントには、低濃度ルテイン配合のもの、高濃度ルテイン配合のものもあります。このあたりをきちんと把握できているかどうか。

実際は、ドライアイで困っているのに、ルテイン系サプリを摂取していることは無いか。

宣伝文句を聞くと、どれもこれも体に良さそうな気がしてきて、且つ気軽に摂取できるサプリメントですが、その効果が本当に望む効果に合っているのかを検討する必要があるのではないかと思います。

今の時代は、眼に良いというだけではなく、

それぞれの眼の症状と効果を考えたうえで、サプリメントを選ぶ時代になりました。

ドライアイ症状にはドライアイ症状に対して効果が見込まれるサプリ、

緑内障の方にお勧めしたいサプリ、

網膜や水晶体の老化に抗うためのサプリ、

更には、子供さんの近視進行抑制効果が見込まれるサプリなど、

目的に応じてより良いサプリメントを選んでいただきたいと思います。

サプリメントはお薬ではありません。ですから自己判断で追加してしまいがちなものですが、

一度、担当医師にご相談頂くと、その効果に無駄のないサプリメントの選び方、飲み方が判るかも知れません。

さて、皆様、そのサプリメントは、眼の何に良いサプリメントですか?

 

ところで、今年のサンタさんは、無事に入国できるのでしょうか?

ORT385