切磋琢磨と自己研鑽

紅葉からクリスマスの季節にすっかり移り変わった羅城門近辺です。

少し北にある梅小路公園の紅葉も、頭上の景色から足元の赤い絨毯を楽しめるようになってきました。

今日は土曜日で弱視斜視外来のある日です。

弱視斜視外来をご担当いただく井田先生は、子供達の目にとって何が最善策かを熱心に真剣に考えて治療に向き合ってくださいます。検査員としてもその情熱のお手伝いができるのは、とても光栄で嬉しいことです。

さて、眼科検査員の国家資格は視能訓練士と言います。斜視や弱視の検査から一般眼科領域のありとあらゆる検査を行う人材です。当院では、弱視斜視外来受診のお子様は、この視能訓練士が担当させて頂くことが多いのですが、今日は他の病院で働く視能訓練士さんが大内眼科の視能訓練技術を学ぼうと見学されていました。外来終了後もご自分の抱える難しい症例の相談を長いことしていらっしゃいました。

同業者に見られるというのは非常にプレッシャーなのですが、こちらも良い刺激になります。色々な立場で働く視能訓練士がお互いに刺激しあい切磋琢磨することで、より高度で安心できる医療を患者さんに提供したいと思います。

あるDr.に言わせると「同業者が教わりに来るということは、同業者に信頼されている証拠」だそうです。早くそんな検査技師になりたいと思います。そのために我々も日々修行の年の瀬です。

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